更に強くする技術
どのような金属でも、疲労による破壊や応力腐食による割れが発生する恐れがあります。
ただし、「ショットピーニング」と呼ばれる技術を用いれば、従来の金属に比べて、耐久性を向上させることが可能です。
泉州機工では、お客様の現場にてショットピーニングを施工させて頂いております。
ご要望のお客様は、ぜひお問い合わせください。
ショットピーニング技術とは
無数の小さい鋼球、あるいは非鉄金属の丸い玉を、高速度で金属表面に衝突させることで金属表面を改質させ、耐久性の向上や腐食による割れ防止を図る技術です。ショットピーニング技術は、航空機や自動車などの高度な信頼性、軽量化、耐久性を要求される部品に欠くことのできない技術として、今大きな注目を浴びています。
ショットピーニングによる主な効果
金属にショットピーニング技術を施すことで、下記のような品質改善が見込めます。
- (1)疲労強度の向上による耐久性向上
- (2)耐摩耗性の向上
- (3)耐衝撃性の向上
- (4)応力腐食割れの防止
主な用途
ショットピーニングで強化された金属は、主に下記のような用途で利用されています。
| 自動車業界 | ピニオンギア、デフギア、トランスミッションギア、クランクシャフト、コンロッド、アスクルシャフト、コネクチングロッド |
|---|---|
| 航空業界 | タービンブレード、デスク本体、機体、プロペラ |
| その他業界 | バネ全般、ボルト類、発電用ロータ(タービンブレード)、タンク等、石油化学(タンク、構造物)、金型、工具 |
アークハイトカバレージ(被覆率)
図は、ショットピーニングの加工状況を示す表です。
アルメンストリップとよばれる試験片にショットピーニングで加工を行います。打痕の割合や目視状況を確認し、フルタイムカバレージ(ショットピーニングによって、加工面が全て痕で覆い尽くされた状態)までの所用時間を算出します(フルカバレージタイム)。
ショットピーニング関連用語解説
- アークハイト・・・アルメンストリップ(試験片)の片面をショットピーニングすると生じる湾曲量
- アルメンストリップ・・・アークハイトを求めるための試験片
- カバレージ・・・ショットピーニングの加工程度を示すもので加工面が痕で覆い尽くされた状態




